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Highgate Cemetery ハイゲイト墓地

MyLondon シリーズ

お墓を見るのは好きだ。お墓にはその人の一生が凝縮されている。希望、喜び、悲しみ、業績、達成できなかったこと、言えなかった思い、悔しさ、、。それらを抱えて生きた人の一生に思いを馳せる。そして自分の有限の生を思う。また、海外のお墓は、墓碑が刻まれていたり墓石の形がさまざまだったり、1つ1つを拝見するのも興味深い。

ハイゲイト墓地 (Highgate Cemetery)。ロンドン北部の広大な墓地。イギリスの著名人が埋葬されている。マイケル・ファラデー (Michael Faraday)*1ジョージ・エリオット(George Eliot)*2 などはよく知られている名前であろう。中でもカール・マルクス (Karl Marx) の墓があることで知られており、訪れる観光客もちらほら見かける。

都会の喧噪を離れ、文化財としての価値も高いとされるこの墓所を散策してみるのもいいものだと思う。

以下15年以上前に訪問したときの写真。

西区画への入り口。いい雰囲気だ。

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西区画の1風景。

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マルクスのお墓。東区画にある。マルクスは1883年にロンドンで死去し(64歳)、当初のお墓は簡単なものだったが、1954年に当時のイギリス共産党がこの新しいお墓を建立したらしい*3*4。「Workers of all lands, Unite」「The philosophers have only interpreted the world in various ways. The point, however, is to change it.」とある。

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地下鉄Archway駅から徒歩20分ほど (バスもある)。東区画と西区画に分かれおり、東区画は入場料 (4ポンド) を払い、中を自由に散策できる。西区画はツアー (12ポンド) でのみ入場可。土日の日中にはツアーが30分おきくらいに出発とある。入り口で待っていればガイドの人がやって来て、その時集まっている人を連れて出発する。私も10人くらいのグループで回った記憶がある。その他以下のwebsiteに詳しい説明がある。上記入場料はこの記事を書いている2017年のwebsite情報。

Highgate Cemetery

 

現在 (2017年2月) このwebsiteを見ると、トップに "Sorry, we have no information about George Michael." と出ている。昨年クリスマスに逝去したジョージ・マイケルについて、母の墓所のあるこの地に埋葬される予定と報じられているためのようだ。

 


*1 電磁誘導の法則など物理・化学で重要な発見。高等教育を受けていない。
*2 作家。男性ペンネームだが、女性。「サイラス・マーナー」など。
*3 Karl Marx - Philosopher, Journalist, Historian, Economist - Biography.com
*4 カール・マルクス - Wikipedia