Tate Modern テイト・モダン
Tate Modern、テイト・モダン(*1)、テイト現代美術館。ロンドンにはテイト美術館(*2) が19世紀末からミルバンク地区にあるが、その現代芸術専用ギャラリーとして2000年にオープンした美術館。一番の特徴は、以前の火力発電所の建物を使用していること。テムズ河畔にあり、川をはさんでセント・ポール大聖堂の向かい側に位置する。両者の間には歩行者橋ミレニアム・ ブリッジが架かる。有名なセント・ポール大聖堂を見学し、ミレニアム・ブリッジを渡り、テイト・モダンの建物に入るのは、ちょっとしたロンドン体験であろう。ただテイト・モダンの展示物については、現代芸術の常として、さまざまな意見があるようである。
*1 Tateの日本語表記は「テート」がよく使われているようだがここではテイトにする
*2 2000年まではTate Gallery、2000年以降はTate Britain
ミレニアム・ブリッジから見るテイト・モダン。
タービン・ホール (Turbine Hall)。旧火力発電所。壮観。
テイト・モダンの対岸、St. Paul Cathedral セント・ポール大聖堂。英国国教会の大聖堂。チャールズ皇太子とダイアナ妃が1981年に結婚式を挙げた場所としても有名。写真手前の人たちは結婚式が終わったところのようだ。
ミレニアム・ブリッジ。テイト・モダンから見る。2000年に開通したが、多勢の人が渡ると共振により予想以上の揺れが生じたため3日後に閉鎖、2002年に再開通したという経緯がある。「ゆらゆらブリッジ (Wobbly Bridge)」という皮肉混じりの愛称の所以である。
ミレニアム・ブリッジからの眺め。南東方向。中央右の白い壁の建物はGlobe Theatre (グローブ座、ロンドンのシェークスピア劇場)。
上の写真から15年経過し、今の風景は少し変化している。Google Street Viewでほぼ同じ角度の眺めがこちら。スクショとその下にStreet Viewのリンク。
Street Viewへのリンク: https://goo.gl/maps/REDcHwDNjyn
今はザ・シャード (The Shard) が見えるのだ。
【Tate Modern ホームページ】
【地図】