hidsgo's archive

hidsgoの旧い記録

London AtoZ 紙の地図

MyLondon シリーズ

私がロンドンに滞在していた2000年前後、インターネットは既に普通に使われていたがグラフィクスの表示は時間がかかり、今のgoogle mapのようにスクロールや拡大が自在なものはまだまだだった。またスマホの出現前で、今のように出先でスマホで位置と地図を確認するということもなく、紙の地図がまだ実用的で重宝していた。

 

f:id:hidsgo:20190702210926j:plain

ロンドン居住者必携、London AtoZマップ(左)。地図にロンドンのすべてのstreet名が記載されている。住所だけ聞いた場所へ行くときはまず索引でstreet名を捜し、地図で場所を確認して行くことになる。住所がわかればこの地図で何処へでも行ける。逆にこの地図がないと、相手に道案内を聞かないと目的の場所に辿り着けない。ボロボロになるまで使った。破れかけた縁を留めていたテープも剥がれかけている。表紙下にかすれて見える「d」のマークは、購入したDillons書店のスタンプだ。ちなみにDillonsはその後Waterstonesになった。

AtoZマップだけでは施設やお店の情報が充分でないことがあり、ロンドン中心部を歩くときは写真右のような観光案内を兼ねた地図を持っていると、何が何処にあるかよくわかり便利だった。Street名も入っているから中心部だけならこのマップで足りる。

 

当時ネットの地図としてはsteetmap.co.ukという地図サイトが比較的よく使われ始めていた。現在UKのオンライン地図情勢がどのようになっているか、知りたいところである。