Daunt Books ドーント書店
ドーント書店 (Daunt Books)、マーリボン(*1) (Marylebone) 店。地図・旅行ガイド・旅行記など旅関係の本中心の書店。独自のチョイスによる小説など一般書籍も置いていた と思う。ロンドン中心北西部、Marylebone High Street にある。19世紀からの歴史があり、写真のように独特の吹き抜け構造の1,2階と地階がある。天井と窓から自然光が採光されている。国や地域別に分類された書棚に、その国や地域の地図や関連書籍がまとめて置かれている。旅好き、本好きなら是非、そうでなくても一度訪れたい書店である。
(15年くらい前自分で撮影した書店内)
2011年に元記事を書いた当時、Daunt books のホームページでは店内の virtual tour が出来た。その時に地階の Japan の書棚の画像を切り出したのが下の画像。元記事では次のように記述してる。左の書棚にはガイドブックが並んでいる。右の書棚には日本にまつわる小説、日本人作家 の小説が並んでいるようである。Arthur Golden (アーサー・ゴールデン) Memoirs of a Geisha (邦題「さゆり」)、桐野夏生「OUT」、村上春樹「ノルウェイの森」は判別できる。
(2011年のDaunt Books ホームページ virtual tour のスクリーンショット)
今記事を書いている2016年12月現在は、Daunt Books Marylebone shop のホームページから Google map にアクセスして、店内を見ることが出来る。右側にある LG, GF, FF はそれぞれ、Lower Ground Floor (地階)、Ground Floor (1階)、First Floor (2階) のことで、見たい階をクリックする。国別の本は LG (地階) にある。2016年5月撮影とある。下は地階のJapanの棚の周辺。
(現在のGoogle map。2016年5月撮影とある)
スクリーンショットも撮っておいた。重複なので小さく掲げておく。
2011年時の画像と比べると、そのままの本も多いが、配置が変わったり一部新刊が入ったりしてることが分かる。(すべての本のタイトルがはっきり読み取れるほど、解像度は高くない。)
【場所】
83 Marylebone High Street London W1U 4QW
Tube の Baker Street駅 または Bond Street駅から少し歩く。
【リンク】
・Daunt Books:
Daunt Books for Travellers | Independent Booksellers London
・Daunt Books Marylebone:
Marylebone | Daunt Books
*1: Marylebone をどのように発音するかはイギリス人の中でも議論があるようだ。それだけで1記事になる。また日本語でカタカナ表記するときは基本的に現地音を採用するが、たとえば弱い母音の表記はまちまちだったり、bone (ボゥン) をボーン (boat をボート、skate をスケート) のように必ずしも現地音通りでない場合もある。Maryleboneには、「マーリボゥン」「マーリボン」「マリルボゥン」「マリルボン」などがあるようだが、ここでは総合的に判断して「マーリボン」にしておく。私は以前「メリルボン」と思っていたし、Google map のカタカナは「メアリルボーン」になっているが、どちらも違うようだ。
【参考】
・How do you pronounce Marylebone? - Marylebone Online - Marylebone, London
・What is the common and/or member pronunciation of 'Marylebone' in 'Marylebone Cricket Club'?